2013年7月27日土曜日

●ジョイポリス全体が事件現場に!?



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 2013年7月26日(金)、東京・ジョイポリスにて、体感型推理ゲーム“逆転裁判~逆転への挑戦inジョイポリス~”のメディア向け体験公演が行われた。圧倒的不利な裁判に挑む、参加型ゲームイベントの模様をネタバレなしでお届け!

 
 本イベントは、シリーズ最新作『逆転裁判5』の発売を記念して、体感型捜査ゲーム“サイコパス”などを手掛けたPKシアターとコラボしたもの。国内最大級の屋内型遊園地“東京ジョイポリス”にて、明日7月27日から開催予定となっている。

 体感型ゲームとは、参加者自ら謎解きやミッションに挑む、参加型のゲームイベント。事件現場である東京ジョイポリスを舞台に、“人気アーティストの殺人事件”という、オリジナルのストーリーが用意されており、依頼人である容疑者は、ゲームに負けず劣らず、圧倒的不利な状況。“成歩堂なんでも事務所”へ研修に来たという参加者たちは、園内に隠された証拠品や証言などを見つけて推理を組み立て、依頼人の無実を証明しなくてはならないのだ。

■ゲームストーリー
 アーティスト・SHIZUKAが東京ジョイポリスでのライブ終了後に殺された。容疑者は彼の熱狂的なファン・出杉田(ですぎた)。否認する出杉田容疑者の弁護を依頼されたのは、彼の親友であり成歩堂の知人でもある、弁護士・吉北歩美(よしきたあゆみ)。圧倒的不利なこの状況。「成歩堂なんでも事務所」に研修に来た参加者は、吉北弁護士と協力して、依頼人の無実を証明するのだ!

 
 イベントは、東京ジョイポリスのメインステージでの裁判劇(オープニング)からスタート。弁護士・吉北歩美と検察官・御水長志(おみずながし)の掛け合いによって、事件の概要や、容疑者・出杉田則夫(ですぎたのりお)が崖っぷちレベルで不利であることが語られた。裁判劇は、ゲームでおなじみの「異議あり!」、「くらえ!」、「まった!」などのセリフが飛び交い、出演キャストもセリフに合わせて指を突きつけるポーズを決めまくるなど、迫力満点!

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 オープニングが終わったら、いよいよ謎解き開始。シリーズおなじみ“捜査パート”だ。ここからは何を書いてもネタバレになってしまうため、詳細は割愛! 結論から言うと、記者は時間切れとなってしまい、最後まで謎を解いて事件の真相を暴くことはできなかった。残念……というより、くやしい! リベンジしたい……! ちなみに、体験公演にはカプコンの江城元秀プロデューサーと山崎(※崎は旧字)剛シナリオディレクターも参加しており、ほかの参加者に交じっていっしょに推理していたぞ。公演直後のふたりのコメントは、記事下部でお届けしよう。

 まず最初に捜査資料が配られるのだが、これはほんの一部。あとは、参加者自身が事件現場である東京ジョイポリス内を歩き回り、証言や証拠品を集めつつ事件捜査書に記載された謎を解いていかなければならない。『逆転裁判』シリーズの、最初から持っている情報はごく一部で、“捜査パート”を進めていくと、裁判で“武器”になり得る証拠品などが揃っていく、という流れをまさに体感、といったところ。また、東京ジョイポリスは全部で3フロアあり、そのすべてを歩き回ることになるだろう、ともお伝えしておこう。本当にけっこう歩いたんですよ……。そして、どことは絶対に言えないけれど、東京ジョイポリスのふだんは入れないようなところにも入れるかも!?

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▲園内を歩いて、証拠品などを撮影。カメラやケータイをフル活用!
▲仲良く推理を進める江城Pと山崎D。
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▲三人寄れば文殊の知恵……とはいかず、謎に頭を抱える記者たちを、江城Pと山崎Dがチラリ。
▲検察官・御水長志と、担当刑事のチャン釜津手。
 
 ちなみに、本イベントに登場するキャラクターたちは、成歩堂龍一以外、カプコン監修の下に生み出されたオリジナルキャラクター。御水長志もそうで、名前にちなんで(?)、つねにペットボトルの水をがぶ飲みしているというユニークな検察官だ。イベントでは、ほかにもオリジナルキャラクターが登場、園内の至るところに散らばっていたぞ。キャラクターになりきって助言を授けてくれたり、ときには謎解きのヒントをくれることがあるかも!? 見かけたら、恥ずかしがらずに積極的に声をかけて、仲良く話をしてみるべし。

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▲困ったことがあれば助けてくれるという吉北法律事務所。
▲依頼人である出杉田も留置所からイベント参加!?
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 約1時間の捜査時間が終了すると、再びメインステージでエンディングの裁判劇が演じられた。果たして、容疑者・出杉田の無実を証明することはできるのか!? 事件の真相を暴き、圧倒的不利な裁判を逆転できた人には、特製ポスターがプレゼントされるとのこと。この夏、ぜひアナタも「異議あり!」、「くらえ!」と叫んでみては?

■公演体験直後の江城Pと山崎Dのコメントをお届け

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──参加されて、いかがでしたか?

江城元秀(以下、江城) 超難しかったです(笑)! 前に2回ほど参加していて、そこからさらにクオリティーアップを図って調整しています。この後も、山崎がガッチリ改修するので、明日からはバッチリなイベントになると思いますよ。証拠品を集めて、ムジュンを見つけて、現場も見つけて、そして舞台で披露するというようなイベントなので、いままでにない『逆転裁判』シリーズのイベントに仕上がったかなと思います。

山崎剛(以下、山崎) この後、調整するために居残ります(笑)。最終的に、皆さんがしっかり楽しめるようなイベントにしたいと思います。

江城 あんまり簡単すぎてもおもしろくないし、本格的に考えてもらいたいところもありますしね。

山崎 問題の内容もそうですし、運営面も含めて、バランスを調整したいと思っています。

──あちらこちらにいるキャラクターの設定も監修されているのでしょうか?

江城 確認はしていますが、基本的にはオリジナルで考えてもらっています。けっこう、なりきって演じてもらっていますね。

──話しかけると、けっこう話してくれますよね。

山崎 そうですね。参加していただける方は、役者さんとお話していただけると、楽しいうえにヒントももらえると思うので、ぜひ積極的に話しかけてみてください。あと、参加者どうしでコミュニケーションをとりながらやると、よりおもしろくなると思います。


<イベント概要>
時期:2013年7月27日(土)~9月1日(日)までの土日+8月16日(金) 全13日間。
時間:1回目 11:00~、2回目 14:00~、3回目 17:00~ 1日3公演、全38公演(8月3日のみ2公演)
場所:東京ジョイポリス(東京都港区台場1-6-1 DECKS Tokyo Beach3F~5F)
所要時間:約1時間半
チケット料金[税込]:前売券2300円・パスポート付前売券4800円/当日券2600円・パスポート付当日券5200円
※すべて東京ジョイポリスの入場料(おとな800円)またはパスポート料(おとな3900円)含む。
プレイガイド:イープラスは【→コチラ】
チケット発売日:2013年6月29日(土)10:00~
※前売券は来館希望日の前日まで販売します。
※当日券は前売券の販売状況に余裕がある場合のみ、会場窓口にて販売します。
体感型推理ゲーム「逆転裁判」オフィシャルサイトは【→コチラ】
ニンテンドー3DS用ソフト『逆転裁判5』公式サイトは【→コチラ】



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