2013年7月27日土曜日

●『SeasonII』のホースマン生活をスタート!!



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 セガの競馬メダルゲーム『StarHorse3』は、レースを予想する“ベットゲーム”と、愛馬の生産・育成が楽しめる“オーナーゲーム”の両方が楽しめるということで、ゲームファンはもちろん、競馬ファン、馬券ファンにも高く評価されている人気アーケードゲーム。

 今回は『StarHorse3 SeasonII BLAZE OF GLORY』を実際にプレイ体験!

 『StarHorse3 SeasonI』からAimeカードに対応(※)となっており、サテライトの右側にAimeカードをかざすだけで簡単にプレイを始めることができる。早速、Aimeカードを使ってゲームにログインし、今回は「新規廐舎開業」でプレイを始めた。

※他のゲームを遊んでいたAime対応カードでもプレイ可能。それ以外にも、「バナパスポート」やおサイフケータイ対応携帯電話でも使用可能。
「バナパスポート」は、株式会社バンダイナムコゲームスの登録商標です。おサイフケータイ(R)は、株式会社NTTドコモの登録商標です。

廐舎名と勝負服を作成したら、1頭目の愛馬がプレゼントされる。どうやら母馬はキストゥヘヴンのようだ。さて、どんなレースを見せてくれるのか、実に楽しみだ。愛馬のレースは、これまでのシリーズと同様に条件戦からスタートする。条件戦は3歳馬なら3勝、古馬なら4勝するまで自分で出走レースを選ぶこともできるし、面倒くさいならオープンに上がるまですべてオートでおまかせにすることもできる。芝・ダート、短距離・中距離・中長距離・長距離、良、稍重、重、不良と様々な条件のレースに出してみることで、得意な馬場や距離などが判明することがあるので、過去のシリーズでは手動でレースを選ぶのがセオリーだったので、今回も手動で色々と試してみることにした。

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▲条件戦に出走したことで「ダートが得意」「気性が荒い」「スタートが上手」という特徴が分かった。オープン入りした後には、これらを考慮したレース選びが勝率アップに繋がるのだ。
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▲廐舎開業時には「新馬生産」に続いて「騎手募集」も行なわれる。募集に応じて登場した騎手に名前(漢字6文字かカタカナ10文字以内)をつけることができる。愛馬とともにGI制覇を目指すぞ!
ちなみに、『SeasonII』の新要素として「スクラッチカード」が導入された。「スクラッチポイント」を貯めることで、ウイニングラリー勝利マーク・ゲーム内アイテム・SHなどの特典が当たる「スクラッチカード」が入手できる。画面上のカードの銀色の部分を擦ると、本物のスクラッチカードのように剥がれて文字が浮き出てくる。今回のプレイで当たったのは「ガッツポーズ 人差し指を出す」だった。これってちょっとレアっぽくない!? サテライトで思わずリアルガッツポーズを出してしまった(笑)。

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▲スクラッチが獲得できる条件は、(1)1日1回、ログイン時に獲得(ノーマル) (2)店舗内の誰かの所有馬がメインレースに勝利するなどの様々な条件でためたスクラッチポイントを消費して獲得。またポイント数に応じて、ノーマル→シルバー→ゴールド→プラチナと、より豪華なスクラッチカードが選択できるのだ。

●レーシングプログラムには新登場のレース名が!

調教と飼葉で愛馬をパワーアップさせて、いざレースへ出走!! さて、どのレースに出そうかとレーシングプログラムをチェックしてみたところ、思った以上に『SeasonI』から変更された箇所が多かった。

最も目立つところといえば、海外GIに「イギリスダービー」「キングジョージVI&QES」が追加されていること。これによって、[25]イギリスダービー→[31]“キングジョージ”→[37]凱旋門賞という、いわゆる欧州三冠路線を目指すことも可能になった。
レーシングプログラムについて、もうひとつ注目すべき点はダート路線の充実だ。[29]ジャパンダートダービー、[52]東京大賞典と大井競馬場の名物的ダートGIレースが追加されている。特に3歳のダート馬は、これまで目標とするレースがジャパンCダートしかない状態だったので、両レースの追加は嬉しいところだ。

それ以外にも、例えば東京優駿(日本ダービー)の6週前に青葉賞が置かれ、安田記念の4週前に京王杯スプリングCが置かれるというように、大レースを目標にする馬のためのステップレースがしっかり整備されている。これまで以上にローテーションの組み立てがやりやすくなっているだろう。

……もちろん、今回新規にスタートした我が廐舎では、これらの大レースに挑戦してもまったく勝負にならないので(というか、出走することすら難しいレースも)、まだまだ指を咥えてレース名を眺めているだけの状態。しかし、夢は大きく、いずれは欧州三冠達成、国内ダートG1全制覇を夢見て、まずは“1勝”を目指すところからスタートだ(笑)。

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▲『SeasonII』のレーシングプログラム。海外GIの追加とダート路線の充実が図られている。その他にも、JGPの開催時期の変更なども。

●いざ出走……の前に、ギャンブラーの血が騒いだ!?

各サテライトの32インチの大型液晶モニターは、左側がベットゲーム、右側がオーナーゲームが表示されているが、そのオーナーゲームのなかでもいちばん右下の隅にギャンブル好きならどうしても目に入ってしまう文字がある。そう、「SH Casino(以下、SH カジノ)」だ。

これまでも「SH カジノ」ではポーカーゲームを楽しむことができたが、『SeasonII』には新たに“スロットマシン”が加わっている。横一列に同じ絵柄が3つ揃えば当たりという単純なものだが、クルクル回るリールや増減するチップ(「SH カジノ」はメダルをカジノ専用チップに交換してプレイする)の様子を眺めているだけで思った以上に楽しめた。

あとで知ったのだが、小役確率が大幅アップする“スタホタイム”というものが搭載されているそうで、今回のプレイ中にそれがうまくハマって、しばらくのあいだ“WIN”が続いた。チップが見る見る間に増えて、1000枚スタートから一時は4000枚まで増えたのは驚きだった。スロットの絵柄が揃うとチップが増えるだけではなく、飼葉、SH、株券が手に入ることがある。特に飼葉は「SH カジノ」限定の特殊飼葉で能力アップの効果が高いので、愛馬の育成に大きく貢献してくれたぞ。

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▲「SH カジノ」はメダルをカジノ専用のチップに交換してプレイする。カジノでしか手に入らないゲームアイテムもあるらしいので、試してみるといいかも!

●レースに挑戦するも、やっぱりそう甘くはない!?

しっかりと調教を積んだ愛馬を、いよいよレースに出走させてみることにした。選んだレースは中京記念(GIII)。2番人気に支持されたので、それなりに頑張ってくれることを期待したのだが、いきなりスタートで出遅れてしまい、最後の直線もあまり伸びが見られず9着と大敗。続いて挑んだポートアイランドS(OP)に出走して立て直しを図ったが、こちらも後方追走から直線でもまったく見せ場がなく掲示板外に敗退……。ここは勝ってくれると思っていたレースだったので、大ショックだ。

そのポートアイランドSの週のメインレースは「凱旋門賞」。プレイを開始したのが2013年度の世代で、出走表にはオルフェーヴルとキズナの名前があるではないか! 今秋、現実競馬で史上初の日本馬による凱旋門賞制覇を狙う両馬の走りが、『SeasonII』の中でいち早く現実に先駆けて見ることができるのは嬉しいところ。ここはこの2頭を応援しなければ! というわけで、両馬の単勝馬券にそれぞれベットしてみたところ、見事オルフェーヴルが先頭でゴールして馬券的中!!

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▲凱旋門賞の出走表。今秋の現実競馬のひとつのハイライトになるであろう、オルフェーヴルとキズナの凱旋門賞挑戦。『SeasonII』ではいち早く、その力走する姿を見ることができるぞ!
続くスプリンターズSで1番人気のロードカナロアに複勝ライド! ロードカナロアはキッチリとレースを制してくれて、またもやメダルをゲット!! 愛馬の不甲斐ない着順に対して、いきなり馬券が的中した気持ち良さ。思わず、再びギャンブラー魂に火が着いてしまった(笑)。愛馬をトレセンの預託調教(10週間)に出して、その間はベットゲームに集中する態勢を整えた。

そういえば、馬券にも『SeasonII』から加わった新要素があった。スロット感覚で手軽に楽しめる「カラーズ」という馬券だ。ベットすると出走表の右側にあるリールが回り、自動的に買い目が決まる。メインレースとサブレースのそれぞれの1・2着馬の「枠色」がレース結果と一致すれば的中という、『StarHorse』のオリジナル馬券なのだ。買い目はコンピュータにおまかせということで、当たるかどうかは完全に運任せ。しかし、ストレート(メイン/サブの両方のレースで[1着→2着]の枠番号と一致)なら2000枚以上のメダルがゲットできるので、なかなか夢のある馬券だ。クルクル回るたくさんのリールを見ているだけでも、新鮮でなかなか楽しいと感じた。

※「カラーズ」はストレートだけではなく、ボックス(両方のレースで順序に関係なく[1着/2着]の枠番号と一致)や、ハーフ(片方のレースで順序に関係なく[1着/2着]の枠番号と一致)でも的中となる(それぞれ、賞金のメダル枚数は異なる)。

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▲「カラーズ」は買い目を選ばず、ベットボタンを押すだけで購入できる馬券。とにかくお手軽なので、気軽に試してみるのも良いかも。
手軽に購入できるのが嬉しい「カラーズ」だが、買い目が自動で決まるということで“引きの強さ”を持ちあわせていないプレイヤーの場合は、ハズレが続いてしまうことがある。しかし、「カラーズ」を購入すると、サテライト画面上部のメーターが徐々に貯まり、そのメーターが一杯になると「プログレッシブチャレンジ」に突入する! 当たりやすいシルバープログレッシブと、最大なんと9万9999枚のメダルがゲットできるゴールドプログレッシブの2種類があり、今回のプレイではシルバープログレッシブが発動! オレンジの帽子の7枠と、ピンクの帽子の8枠の馬が勝てば522.36枚ゲットできるとのことだったが……結果はハズレ。残念!

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▲「カラーズ」の購入や馬券的中によりサテライト画面上部のメーターが貯まる。メーターが最大になればプログレッシブチャレンジのスタート! シルバープログレッシブは比較的当たりやすいが、その割にゲットできるメダルが多くお得な印象。

●レジェンドモードで実在の名馬を育てる!

実在の名競走馬たちを育成する「レジェンドモード」は『SeasonI』ですでに登場していた要素だが、『SeasonII』では登場する馬が大きく入れ替わっている。また、所有倍率「×0.5」「×2」が選べるようになり、それぞれ支払うメダル・獲得するメダルの枚数が変動するようになった。これにより、多くのメダル枚数が必要だったRANKAの馬でも「×0.5」で比較的リーズナブルに育成できるようになった。逆に、これまであまり完走ボーナスが多くなかったRANKCの馬でも「×2」でより多くのリターンを得ることも可能になっている。

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▲『SeasonI』からより改良が加わった「レジェンドモード」。新登場の馬たちの育成にチャレンジしてみよう。
今回のプレイでは、この「レジェンドモード」にもチャレンジしてみた。育成してみたのは『SeasonII』で初登場となるグラスワンダー。日経賞(条件なし)→京王杯SC(3着以内)→安田記念(2着以内)→宝塚記念(2着以内)→毎日王冠(1着)→有馬記念(条件なし)と、6戦でそれぞれの条件をクリアできれば、完走ボーナスとしてメダルがゲットできる。果たして完走はできるのか!?

初戦の日経賞は“条件なし”なので何着でも問題ないが、まずは無難に2着をゲット。続く京王杯SCも堅実な走りで2着を確保してクリア。次はいよいよGI安田記念! ここは直線で早めに抜け出してそのまま押し切るという、1.5倍の断然の1番人気に応える強い競馬で優勝してくれた。続く宝塚記念もキッチリと制してGI・2連勝を達成! すると、追加ローテーションとしてWBCクラシックと凱旋門賞が登場。さすがにどちらも苦戦して、8着→7着と掲示板を逃してしまったが、両レースとも“条件なし”なので問題なしだ。

しかし、次の毎日王冠では1着が必須条件なので、うまく立て直さなければ! 体調が落ちていたので、叩いて怒らせてから強めの調整。これが功を奏して、毎日王冠はほぼ好調の状態で出走することができ、見事に先頭でゴール!! 最後の有馬記念に出走して、無事に完走!! 完走ボーナスとして、なんと7500枚のメダルをゲットできたぞ!!

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▲最終戦の有馬記念は6着に破れてしまったが、無事に完走を果たした。1年間お疲れ様でした!!

●自分の生産馬でもレースに勝ちたいんや!!

レジェンドホースのグラスワンダーが活躍してくれるのは嬉しいんだけど、やっぱり自分で名付けた愛馬にもレースで活躍して貰いたいところ。しかし、1頭目のプレゼント馬はまったく掲示板に載ることができず、ほとんど諦めモード。

そこで、2頭目の競走馬を生産してみることにした。牧場で「オススメ検索」を見てみると、父マイネルラヴ×母スターバレリーナという配合を紹介されたので、とりあえずこれを試して見ることにした。「エンブレツール」と名付け、条件戦に出走させてみると、芝◎、ダート△、道悪◎、距離適性:中長距離……ということが判明。しかし、条件戦脱出に11戦を要し、「いよいよ大舞台への挑戦です!」と条件戦後のコメントもそう胸躍るものではなかった。……この馬でも、重賞ひとつくらいは勝ってくれるかな!?

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▲オープン入りまで11戦と苦戦した。大レースの制覇はあまり期待できないのか!?
初戦は札幌記念に挑戦してみたが、3番人気に支持されるも見せ場もなく6着に敗退。この馬も活躍できないのか!? と弱気になって、2戦目はオープン特別のカシオペアSへ出走させてみると、さすがにここは1番人気1着! 3戦目は福島記念(GIII)に出走して1番人気で制覇! ようやく生産馬が初重賞タイトルをもたらしてくれた。この勝利の勢いを駆って、次は朝日チャレンジカップ(GIII)に出走したが、なんとここも勝利して重賞2連勝を達成!! 

この連勝で調子に乗ってしまい、続いては年末のグランプリ・有馬記念に出走!! 「どうせ人気にもならず、惨敗するんだろうな」と思っていたところ、出走表を見てビックリ。3番人気に支持されているではないか! ゲートが開くと、マイペースで気持よさそうに逃げる愛馬・エンブレツール。直線に向いても、なかなか後続が迫ってこない。これは、もしかして勝てるのか!? 思わず「そのまま! そのまま!」と声援を送ると、その声に応えて愛馬はそのまま先頭でゴール!! なんとGI制覇を達成するという嬉しい誤算となったのだった。ちなみに、この有馬記念が前述したグラスワンダーがラストランで6着に敗れたレースだ。


その後も、京都記念(GII)1着、大阪杯(GII)5着と堅実な走りを見せてくれたので、天皇賞(春)に挑戦してみることにした。出走表を見てみると2番人気。これは期待できるかも!? 例によって愛馬・エンブレツールが逃げる展開。直線で最後は1番人気のメジロマックイーンとアイルトンシンボリが猛追してくるが、なんとかこれらを抑えこんでGI・2勝目をゲット!!

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▲ふたつ目のGIタイトルをゲット!! 道中スムーズに逃げることができて、うまく展開がハマった部分もあったが、なかなか強い競馬だった。
天皇賞(春)の後は、宝塚記念(GI)→オールカマー(GII)→天皇賞・秋(GI)→有馬記念と挑戦したが、順に4着、2着、3着、4着と勝てはしなかったものの堅実な走りを見せてくれた。その有馬記念をラストランに、通算27戦10勝(うちGI・2勝)、獲得賞金1775枚の成績を残して引退し、殿堂馬として登録された。

●競馬史に残る名馬たちが走る「メモリアルレース」

今回プレイしながらレースを見ていて心躍ったのが「メモリアルレース」だ。これは、1977年有馬記念(TTG対決)、1990年有馬記念(オグリキャップラストラン)、1996年帝王賞(ホクトベガ勝利)など、記憶に残る名レースを再現したレース。競馬史に残る名馬たちに混じって、愛馬が伝説のレースに出走している姿を見るのは感慨深い。今回のプレイ中も、エアグルーヴがプリティキャスト以来17年ぶりに牝馬による制覇を達成した1997年天皇賞(秋)を見ることができた。

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▲1番人気は前年の覇者バブルガムフェロー(2着)。エアグルーヴは2番人気に支持されていた。

●せっかく殿堂馬ができたから、プレミアカップに挑戦したい!!

『SeasonII』の最大の目玉と言っても良い、全国ユーザー対戦「プレミアカップ」だが、1週間のエントリー期間を経て、1週間、開催されるというスケジュールになっている(決勝戦は日曜19時頃に全店舗一斉中継)。そのため、今回のプレイでは参加することはできなかったが、愛馬・エンブレツールが殿堂入りしてくれたので、エントリーが開始されれば参加することができる。ちなみに、1頭の殿堂馬は4回までプレミアカップに出走できるとのことだ。

プレミアカップに向けて、チームへの参加や、より強い馬づくりに励みたいと思う。また、ギャンブラーとしては最大10000枚の配当がゲットできる新馬券「WIN5」にはかなり期待している。“プレミアカップ決勝戦の5つのレースのすべての1着馬を当てる”という、やや難易度が高そうな馬券だが、それだけにチャレンジのやりがいがある。

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▲「WIN5」では、5レース的中で10000枚、4レース的中で1000枚、3レース的中で100枚のメダルがゲットできる。

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