オンラインアクション『アラド戦記』のイメージキャラクターオーディションの投票が始まった。僕も応募資格を満たしていたので、こっそり応募済みだ。こういったオーディションには過去に何度も応募して、何度も落選している。
グランプリ受賞者は、2013年12月末までテレビCMを始めとする『アラド戦記』のプロモーションに関わるらしい。
すごく興味があるのだが、長期的な企画の場合、初出時のインパクトを重視して取材可能なのは一部のみ、ということも多い。そんなのいやだ。僕は全部見たい。裏側まで見たい。
どうすれば全部見られるのか。答えは簡単。当事者になればいいのだ。あと、グランプリ受賞者に贈られる女鬼剣士の衣装が普通にほしい。
ほかの応募者と対等の条件で勝負するため、普段からやり取りしているネクソンの担当さんには内緒でエントリーシートを投函。
数日後、オーディションスタッフの方から電話があった。
「○月○日の○時にお越しいただけますか?」
書類選考、通ったのか?
グランプリ受賞者は、2013年12月末までテレビCMを始めとする『アラド戦記』のプロモーションに関わるらしい。
すごく興味があるのだが、長期的な企画の場合、初出時のインパクトを重視して取材可能なのは一部のみ、ということも多い。そんなのいやだ。僕は全部見たい。裏側まで見たい。
どうすれば全部見られるのか。答えは簡単。当事者になればいいのだ。あと、グランプリ受賞者に贈られる女鬼剣士の衣装が普通にほしい。
ほかの応募者と対等の条件で勝負するため、普段からやり取りしているネクソンの担当さんには内緒でエントリーシートを投函。
数日後、オーディションスタッフの方から電話があった。
「○月○日の○時にお越しいただけますか?」
書類選考、通ったのか?
▲プロレスラーの松田さんに票が集まったらおもしろい。
面接が行われている会議室に通されて席に着く。向かい側にはオーディション責任者の方とネクソンの担当さんが座っていた。
担当さんはこの面接から本格的に関わるようだ。
意気込みや自己PRなどを聞かれると思ったが、切り出されたのは今後のプロモーション展開やスケジュールの話。
そういう詳細な日程はグランプリが決まってから調整すればいいのでは? おかしいと思いながら話を合わせていたら、途中で気づいた。
これは面接じゃない。いつもの打ち合わせだ。ふたりとも僕が今回のプロモーション全般の取材に来ていると思っているのだ。いや、たしかに潜入取材ではあるのだけど。
本気でオーディションに参加したい旨を伝えると、
担当さん「だってユースケさんは関係者みたいなものだから、フェアじゃないですよね」
ほかの応募者は少ない椅子をめぐって戦っている。そこに関係者が入ってはいけない。ぐうの音も出ないほどの正論である。僕だってほかの人の邪魔はしたくない。
そこで、論点を切り替えることにした。
「こういった企画の裏側はおもしろいから、体験・取材記事を展開して『アラド戦記』の認知拡大に努めたい。なるべくオーディションの流れを体験したいので、ほかの応募者の邪魔をしないゲスト枠のようなかたちでの参加はどうでしょうか?」と提案したのだ。加えて、熱意もしっかり伝えた。
担当さんはこの面接から本格的に関わるようだ。
意気込みや自己PRなどを聞かれると思ったが、切り出されたのは今後のプロモーション展開やスケジュールの話。
そういう詳細な日程はグランプリが決まってから調整すればいいのでは? おかしいと思いながら話を合わせていたら、途中で気づいた。
これは面接じゃない。いつもの打ち合わせだ。ふたりとも僕が今回のプロモーション全般の取材に来ていると思っているのだ。いや、たしかに潜入取材ではあるのだけど。
本気でオーディションに参加したい旨を伝えると、
担当さん「だってユースケさんは関係者みたいなものだから、フェアじゃないですよね」
ほかの応募者は少ない椅子をめぐって戦っている。そこに関係者が入ってはいけない。ぐうの音も出ないほどの正論である。僕だってほかの人の邪魔はしたくない。
そこで、論点を切り替えることにした。
「こういった企画の裏側はおもしろいから、体験・取材記事を展開して『アラド戦記』の認知拡大に努めたい。なるべくオーディションの流れを体験したいので、ほかの応募者の邪魔をしないゲスト枠のようなかたちでの参加はどうでしょうか?」と提案したのだ。加えて、熱意もしっかり伝えた。
▲面接の流れを体験させてもらった。髪ぼさぼさ。
たとえオーディション参加がNGになったとしても取材はさせてほしいという、二段構えの希望を匂わせているのがポイントだ。僕としては、ひととおりの取材許可がもらえれば100点、面接を通過できれば120点といったところ。
それに、別にふざけているわけじゃない。『アラド戦記』(というより、オンラインゲーム業界全体)を盛り上げたいという気持ちは誰にも負けない自信がある。盛り上がってくれないと、いつか仕事がなくなるから。すごく現実的な理由である。
これは面接でも打ち合わせでもなく、交渉だ。いったん出直してパワポの資料を持参したい気分だった。
担当さん「そういう企画であることがみなさんに伝わるのなら問題はないかと。でも、ゲスト扱いだと票が集まらないと思いますけど」
ユースケ「問題ありません。オーディションを体験したうえで記事を書くことが大切ですので」
担当さん「わかりました。スケジュールさえ合わせてもらえれば、取材も大丈夫だと思いますよ」
やった! わりと自由に見学できる権利をもらえたので、ひと安心だ。これからもこのブログでプロモーション展開を追っていきたい。
それに、別にふざけているわけじゃない。『アラド戦記』(というより、オンラインゲーム業界全体)を盛り上げたいという気持ちは誰にも負けない自信がある。盛り上がってくれないと、いつか仕事がなくなるから。すごく現実的な理由である。
これは面接でも打ち合わせでもなく、交渉だ。いったん出直してパワポの資料を持参したい気分だった。
担当さん「そういう企画であることがみなさんに伝わるのなら問題はないかと。でも、ゲスト扱いだと票が集まらないと思いますけど」
ユースケ「問題ありません。オーディションを体験したうえで記事を書くことが大切ですので」
担当さん「わかりました。スケジュールさえ合わせてもらえれば、取材も大丈夫だと思いますよ」
やった! わりと自由に見学できる権利をもらえたので、ひと安心だ。これからもこのブログでプロモーション展開を追っていきたい。
▲面接官「メンタルは強いほうですか?」
ユースケ「以前、某大型掲示板にケータイ番号をさらされましたけど、強く生きています」
面接官「・・・・・・」
ユースケ「以前、某大型掲示板にケータイ番号をさらされましたけど、強く生きています」
面接官「・・・・・・」
▲面接官「コスプレをしたことはありますか?」
ユースケ「18歳のときに初めてコスプレをしました。昔はよく女装をしていたので、職場の先輩に“ミス・ユースケ”と名づけられました」
ユースケ「18歳のときに初めてコスプレをしました。昔はよく女装をしていたので、職場の先輩に“ミス・ユースケ”と名づけられました」
これが、僕がオーディションに参加するまでのあらましである。ほぼノンフィクション。
面接から数日後、
担当さん「ほかの候補者のプロフィールページを作り終わったらスペースが余っていたので、別扱いとわかるように追加しておきました」
と、連絡があった。スペースが余っていたから追加。完全におまけ扱いだけど、うれしい。
ページを確認してみるとたしかに載っている。僕以外はみんなお肌がつやつやだ(プロレスラーの松田さんも含めて)。ユーザーのみなさんにおかれましては、僕の存在はオーディションの添えもの程度に考えていただければ幸いである。
ここまでしてもらって僕の得票数がゼロだったらそれはそれでおもしろいが、さすがに少しヘコむかもしれない。
面接から数日後、
担当さん「ほかの候補者のプロフィールページを作り終わったらスペースが余っていたので、別扱いとわかるように追加しておきました」
と、連絡があった。スペースが余っていたから追加。完全におまけ扱いだけど、うれしい。
ページを確認してみるとたしかに載っている。僕以外はみんなお肌がつやつやだ(プロレスラーの松田さんも含めて)。ユーザーのみなさんにおかれましては、僕の存在はオーディションの添えもの程度に考えていただければ幸いである。
ここまでしてもらって僕の得票数がゼロだったらそれはそれでおもしろいが、さすがに少しヘコむかもしれない。
▲投票ページ用の写真撮影。カメラマンさんにポーズをほめられた。
『アラド戦記』公式サイトはこちら。
イメージキャラクターオーディション投票ページはこちら。
※投票は2013年8月4日まで。『アラド戦記』をプレイして投票しようぜ!
イメージキャラクターオーディション投票ページはこちら。
※投票は2013年8月4日まで。『アラド戦記』をプレイして投票しようぜ!
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